こんにちは、しんぺいです。
本日は先日の長崎出張の際、たまたま立ち寄った旧長崎刑務所正門を紹介します。
マックスバリュ諫早中央店の店の裏手に歴史的にかなり古そうなレンガ作りの門と思われるものを見つけ、近くの人にこれが何か尋ねてみると「旧長崎刑務所の正門」と教えてくれました。
そう言われて見ればかなり重厚な造りで、塀も高ければ門番の看守部屋は檻になっています。門の上には『長崎刑務所』と石のプレートがちゃんとありました。
この煉瓦造の門は、 1907(明治40)年に竣工した旧長崎刑務所の 正門です。
旧長崎刑務所は、明治の五大監獄 (千葉監獄、 金沢監獄、 奈良監獄、 長崎監獄、鹿児島監獄) の一つとされ、明治政府が 治外法権撤廃にあたり、諸外国からの近代的な監獄整備の 要求に応え、国家の威信をかけ建造したといわれています。
1901 (明治34) 年に着工した旧長崎刑務所は、 1908(明治41) 年に 長崎市内から移転開し、 1992(平成4)年に現在の諫早市小川町へ
移転するまで84年の歴史があります。
旧長崎刑務所の周囲を取り囲む東西200m、南北約220mの塀や その中の大部分の建物に使用された煉瓦は、市内に作業場を設置して 製造され、 約 690万個が使用されたとされています。
かなり歴史を感じさせる煉瓦造りの正門。
扉の上の部分に長崎刑務所の文字が刻まれてます。
正門の側面から高い塀が続いていたと思われます。
内側はこんな感じで門番の看守の詰め所が両側に設置されてます。
正門の周辺は再開発が進み、新興住宅地やスーパー、衣料品店等が出来て立派な街に生まれ変わってます。
それではまた。
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